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2017年10月

2017年10月29日 (日)

晩秋の尺別

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秋が深まってきた。 
しかし、今年はサケもサンマも不漁と聞く。昨日も厚内の漁業関係の方と話していたが、漁師さんはもちろん、加工場で働く人達に仕事がなく、町を出て働きに出なければならないと言う。大変な苦労をされている人達がいる。
 
網を曳く漁船を横目に、上り一番列車の2522Dが尺別を行く。
 
 
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すっかり晩秋。ヨシやクサヨシの湿原が薄茶色く枯れている。冬が近い。いや、もう冬になっているのか。
 
 

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2017年10月19日 (木)

チュクベツ渡船場の文化財標識の位置と当時の場所

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浦幌直別と釧路直別を隔てる直別川は、むかしから釧路と十勝の国境であった。
そのため、特に寛政11年(1800年)に海岸沿いの道路が開通すると、往来する交通量の増加から渡船場が設けられた。
 
その事について触れた文化財標識を浦幌町で建てているのだが、看板がすっかり古くなっている事と、これミスだと思うんだけど文章が少し変なので、修理するにあたり書き直す事にした。
 
 
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国土地理院と陸地測量部の地形図で見る、いまと昔の直別川。流れが大きく変わっていることがわかる。
陸地測量部の地形図は大正9年(1920年)測図のもので、地形図としてはこれが一番古い。既に鉄道も通じているので、江戸時代とはまた違うと思うが、河口部の雰囲気はよく残っている。
 
 
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現在、文化財標識が建っているのは「現在地」の場所。当時の渡船は、これは推定なのだが、大正9年の地図で橋がかかっている場所あたりと思われる。これは前後の海岸道路の位置から推定した。というのも、この海岸道路、なんと釧路直別側に一部だけ、その痕跡が残っているのである。
 
 
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これがその跡。中央部を左右に走る盛り上がりがあるが、これがそうだとされている。きちんと発掘調査とかをしてもらった方が良いと思うし、その上で釧路市の史蹟に指定してはと思う。
 
 
チュクベツ渡船については、文化財標識を見た方から「こんな小さな川に渡船を設けたの?」と聞かれる事がある。だが、実際はここではなく、もっと下流なのだ、という事を看板できちんと示したかったので、今回、上記の地図を載せることにした。
 
また、渡船前後の海岸道路と、その現存部分があるのだという事も、この機会に載せることにした。これについては厳密には釧路市音別町側の史蹟になるが、まあ、渡船自体が国境にあるのだから良しとしてもらおう。
 
 

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2017年10月13日 (金)

帯広百年記念館での博物館講座のお知らせ

明日14日(土)に帯広百年記念館において「とてっぽ通の機関車と客車の系譜」と題して博物館講座を開催します。4号機関車とコハ23号の解説、鉄道資料保存の課題などについてお話します。

また、翌日15日(日)には、年に1度の車内公開日です。日頃、施錠しているコハ23号客車の中へ入れます。今年は記念の硬券乗車券を用意。ダッチングマシーンで日付も入れられます。

併せてお立ち寄り下さい。

1.博物館講座「とてっぽ通の機関車と客車の系譜」 

10月14日(土)14:00~16:00
帯広百年記念館2号室。入場無料。

帯広百年記念館は、帯広駅北口2番バスのりばから拓殖バス南商業高校行きに乗車
「緑ヶ丘6丁目美術館前」下車(帯広駅から200円)

 
2.十勝鉄道保存車輛特別公開(近代化遺産全国一斉公開2017)

10月15日(土)10:00~15:00
帯広市西7条南20丁目。とてっぽ通り。イオン帯広店横

 


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2017年10月 9日 (月)

博物館資料のための書類を博物館資料にする

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 最近、3ヶ所に分散していた外収蔵庫を、新たに旧吉野小学校を活用した新収蔵庫へ1本化すべく、資料の引っ越しに追われている。ようやく旧郷土博物館は、ほぼ必要な資料は空になった。
 
 写真はその旧郷土博物館に残っていた、当時の資料寄贈書類と備品シール。いわば、博物館に資料を受け入れるための書類。今日はこれを博物館資料として登録する。資料のための資料とも言うべき書類も、時代を経るとそれ自体が資料となる。
 
 

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