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2017年8月23日 (水)

北海道博物館特別展「プレイボール!北海道と野球をめぐる物語」

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昨日、北海道博物館第3回特別展「プレイボール!:北海道と野球をめぐる物語」を観覧してきた。当館からも写真を含む5点の資料を展示してもらっており、出張中の資料の活躍ぶりを見に行った。

野球という視点から北海道史をたどる試みで、とても面白く、中身の濃い特別展。札幌農学校に始まり、戦争があり、少年野球があり、プロ野球がありと、近代の日本人は生活のそこかしこに野球が入り込んでいるのがわかる。

 

資料の数と種類がとにかく多い。学校をはじめ、さまざまな機関・組織・個人から、実に多様な資料が集められ、所狭しと展示されている(だから展示什器もフル動員されていて面白い。いつもはアイヌのアットゥシなどがかけられているケースに、野球のユニフォームが下げられているのを目にした時は笑ってしまった)。

野球で活躍した後に学徒出陣で特攻隊へ入る事になった方が恩師に出した手紙や、野球観戦が大好きで辛口の批評を書き残している少年の日記などは、よく見つけてきたなあと思った。また、小樽の稲垣日誌が大活躍しており、あらためてその存在価値の大きさを実感した。

当館がまさにそうなのだが、博物館で生活史資料として収蔵庫に入ったまま、なかなか展示の機会の無かった資料に、思いがけず活躍の舞台を提供してもらえたという側面もあるのではないかと思う。
 
野球をするのが好きな人、観るのが好きな人、家族が野球に熱中していた人など、さまざまな人が楽しめる展示である。

それにしても図録がこれで500円というのは安い!安すぎると思う。せっかくなのだから、もう少し適正な価格で利ざやを出して、その分でいろいろと充実してはどうかと思うが、何かと難しいらしい。

惜しいのは、今年は北海道日ハムが振るわず、夏の高校野球も北海道勢が早々と揃って敗退してしまったため、野球が最も盛り上がる期間に乗り切れなかったところか。

 

 

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