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2017年6月 8日 (木)

第10回オビヒロ藤丸古書の街

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 6月1日から6日まで、道東唯一の百貨店である帯広市の「藤丸」にて、「オビヒロ藤丸古書の街」が開催された。第10回目となる合同古書市である。
 
 10回目という節目という事もあり、私は出席できなかったが、これまで主催で準備を進めてこられた札幌市のサッポロ堂書店の石原誠店主が講演会を開催した。石原氏だけでなく、地元音更の春陽堂書店を主催する山内店主はじめ、道内各地から年に一度こうして十勝へ集まる機会を続けてきた関係者の方々の努力には敬意を表したい。
 
 
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 と言うのも、十勝には常設店舗の古書店が無い(ブックオフなどの新古書店はある)。したがって、古典文献や隠れた地域資料の渉猟のため、この年に1回の合同古書市を心待ちにしている文化人が、十勝には多数存在する。やはり古書市や古書店というのは、地域の文化度を左右するなあと実感する。
 
 同じ道東でも釧路市と根室市には店舗古書店が存在する。釧路市の豊文堂書店へ顔を出す度に、やはり町の文化度というか格調のようなものを感じてしまう(もちろん古書店だけで町の文化度を測ってはいけないが)。なんとか十勝にも常設の古書店舗が復活し、雑多が人々が集っては議論をしていくような文化の香りを伝えていきたいものだが、時代がそれを許さないのだろうか。
 
 

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