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2016年9月

2016年9月24日 (土)

はじめての古文書講座

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 9月19日は「敬老の日」。この日、北海道立文書館との共催で「古文書教室」を開催した。古文書に関する講座は、当館では初めての試みらしい。20名くらいの方が浦幌、帯広、本別、釧路、遠くは北広島からも足を運んで頂いた。会場が狭かったなと、これは反省点である。
 
 
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 講師は2名。まずは北海道立文書館の山田さん。古文書の構造、解読のための基本、ポイントなど、初心者を対象に細かく解説いただいた。
 
 
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 講師2人目は帯広百年記念館の大和田さん。晩成社の依田勉三の備忘録などを用いて、古文書からどのような事がわかるのか?を、具体的に読み解きながら解説いただいた。
 
 道立文書館の古文書講座は、文書館から1名、地元から1名、それぞれ講師を出すスタイルで、毎年各地で開催しているらしい。なかなか好評で、できれば今回の講座を叩き台に、地域史料の勉強会を定期的に開催していければと思う。
 
 

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2016年9月22日 (木)

寸断された石勝線の代替輸送

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台風の影響で石勝線が寸断している。
そこで、代替手段として9月上旬から始まったのが、札幌〜トマム間の臨時特急、トマム〜帯広の代行バス、そして帯広〜釧路の臨時快速の運行である。
 
この臨時快速、なんと1日3往復すべて浦幌に停車する。しかも停車駅は帯広〜池田〜浦幌〜白糠〜釧路。勝手ながら、浦幌にとっては理想的な快速列車で、非常に利便性が高い。
 
 
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一方、貨物列車は帯広(貨)〜釧路(貨)で運行されている。釧路港からフェリーを利用しての代替輸送も始まっている。9月15日から、音別に停車する定期の列車に加え、音別無停車の臨時区間列車の運行も始まった。
今後、狩勝峠を経由して富良野までトラックで運び、富良野から臨時貨物列車を運行する計画もある。
また、士幌農協のバレイショ輸送用に、トラックで苫小牧まで運び、苫小牧(貨)〜熊谷(タ)の臨時列車も17日から運行が始まった模様。
 
 
 
 

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2016年9月10日 (土)

都市間バスで釧路へ帰る

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 教育大学での集中講義が終了した9月1日。さて、浦幌へ帰ろうと思っても、折からの台風の影響で鉄道も道路もズタズタに。狩勝峠、日勝峠、道東自動車道、三国峠がいずれも不通となったため、都市間バスでダイレクトに十勝へ帰る事もできない。
 
 
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 情報を得て前日の晩のうちに調べてみた結果、旭川から釧路へ向かう都市間バスが、28日から運行を再開している事を知り、とりあえずその便で釧路へ出る事にした。そもそも帯広まで戻ったところで、帯広から浦幌までの交通手段が無かったのである。
 
 
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 ちなみに、この間、旭川市は毎日晴天で暑かった。夏日そのものである。台風の通過時は、夜間に若干風が強くなったが、被害は無かった。前回、8月の台風の時の方が、河川の増水など影響が大きかったらしい。旭川駅。
 
 
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 旭川駅前は、目下、西武百貨店が9月で閉店するのが大きな課題となっている。集中講義に来ると、百貨店内にある無印良品や三省堂書店、ロフトの文房具売り場などに行く事があったが、それも今年で最後となる。
 
 
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 買い物公園から見たところ。閉店売り尽くしの表示が見える。実際、西武百貨店の閉店は、買い物公園へ少なからず影響を及ぼすと思われる。
 
 それにしても、旭川は札幌に次ぐ北海道第2の都市。そこからデパートが無くなってしまうとは・・・。そう考えると、帯広の藤丸百貨店は頑張っているんだなあと、あらためて思う。
 
 
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 さて、旭川から釧路へ向かう都市間バス「サンライズ号」は、道北バスと阿寒バスの共同運行便である。私が乗車した車両は、阿寒バスのオレンジ色の車両だった。
 やはり台風被害の影響で石北峠は通れず、旭川・紋別自動車道を経由。このため、石北本線に併走する形で留辺蘂まで出て、(この間の道路がどこを走っているのかよくわからなかったのだが)津別を経由し、阿寒を越えて釧路入りした。
 途中、留辺蘂と津別の間のセブンイレブンで30分間ほど休憩があり、そこで旭川行と交換。運転士はここでお互いに交代し、出発点へ戻る仕組みらしい。旭川行きは道北バスの車両だった。
 
 
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 上川付近で見た石狩川の流れ。水は濁り、ごうごうと流れている。やはり増水しているのだろう。寸断している石北本線の様子もチラリと見え、台風被害の大きさを実感した。
 この日は釧路の妻の家に泊まり、翌朝、妻の自動車を借りて浦幌へ帰った。
 
 

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2016年9月 8日 (木)

集中講義にて

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 少し前の事になるが、8月29日から9月1日までの4日間、毎年恒例の北海道教育大学旭川校における「博物館情報・メディア論」の集中講義を担当した。この講義では、博物館現場でのメディアの活用の仕方を学ぶ、という目的で、三浦綾子記念文学館の見学に行く事を恒例としている。今年も8月31日に、文学館の見学を行った。
 
 
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 三浦綾子の文学作品が、展示ケースにズラリと並ぶ。それらを前に、文学館や展示の解説を受ける。
 
 もともと、受講生の中における三浦文学の読者はあまり多くなかったが、今年はついに1人だけとなった。「名前も知らない」という学生がいた事には少し驚いた。
 もちろん、ズラリと並ぶ作品を前にすると、私も読んだ事の無い作品がまだまだ多い。読まなければならないものは多いが、なかなか読めていない自分が情けない。
 
 
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 文学館の2階で、小泉学芸員から、館の運営や学芸員の仕事などについて説明を受ける。学生からも質問がいくつか出されていた。人数的にはちょうど良いかもしれない。
 4年生の多くは、博物館以外に就職が決まりつつあったり、教員などの試験を受ける事になっている人ばかり。もっとも、学芸員は学部4年生でスンナリ就職できるほど甘くは無い。講義のなかでも、採用試験の実情や現実的にどのような道筋で目指していくべきかなどの話をするが、やはり根本的に覚悟が必要な事を理解してもらえればと思う。
 もっとも、最終日、学生の1人が「実は美術館の学芸員になりたかったが、現実的に厳しいと聞いて今は別の進路を考えている」と話してくれた。私もそれで良いと思う。だが、もし本気で目指すのならば、他の仕事につきつつも研究を続け、コツコツと実績を積み上げ、いつか機会を得てチャレンジして欲しい。
 唯一の1年生はプラネタリウム志望であった。既に地元に懇意にしている館もあるらしいから、つながりを大切にしながら一生懸命勉強・研究を続け、ぜひ目標を達成して欲しいと思う。
 
 

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