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2015年12月 4日 (金)

「粗線袋」ってなに?

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 昨日のブログの資料たちとは別の方から受け入れた生活資料。バターの木箱、手押しの橇はわかるが、あとの2つが実はよくわからない。

 「常室・宮部」と書かれたこの行灯は、同じ形のものが既に収蔵されている。いわゆる「掛行灯」の一種かと思う。ただ、行灯と言っても油を敷くタイプではなく蠟燭を立てるタイプらしい。

 

 さて、これは玄関に掲げて使ったものだろうか?というのも、私の微かな記憶では、郵便馬車の前に「〒」と朱書きされた同じタイプの行灯が付いた絵を見た事があり、ひょっとして馬車用かとも思っているのである。だが判然としない。

これは馬車用?手持ち用?玄関用?そもそも灯具としての正式名称はなんなんだろう?

 

 

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 もうひとつは「粗線袋」と書かれたもの。まあ、粗目の袋なのだが、そもそも「粗線袋」というのが何なのか、浅学にしてわかりません。そもそも「粗線」って解剖学の骨の用語にあった気がするが、全く関係ないと思う。「粗線」という鉄道路線て事もさすがに無いだろう。

 いったい「粗線袋」ってなに?情報をお持ちの方、同じものうちにもあるよという博物館はお知らせ下さい。

 

 

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 雪印メグミルクの前身である「北海道酪農協同株式会社」通称「北酪社」のバター用木箱。

 国策会社であった「北海道興農公社」を戦後の昭和22年に改称したものだが、それも束の間、連合国軍による「過度集中排除法」の指定を受け、昭和25年には「北海道バター株式会社」と「雪印乳業」へと分割されてしまう。
 短命に終わった「北酪社」時代の貴重な木箱と言える。

 

 

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 手押しの橇も寄贈いただいた。

 

 


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コメント

田中様
はじめまして。貴重な情報をありがとうございます。
なるほど!ここには長い繊維を「正線」、短いカスを「粗線」と呼ぶと書かれており、このカスの方を集めた袋という可能性が高いですね。
元文献も探してみます。本当にありがとうございます!

投稿: 持田 誠 | 2016年2月10日 (水) 12時54分

はじめまして。通りかかったものです。
もう解決されているかもしれませんが、こちらの中にあるものでは(このサイトの関係者ではありません)?

http://www.amanosato.jp/study/material05_02.html

袋に文字を型紙で染めているので相当数を作ったはずで、だとすると工場とかで使ったもののはず。戦中くらいまでは亜麻工場があちこちにあったので、それで検索してみたものです。

よろしくお願いします。

投稿: 田中まこと | 2016年2月10日 (水) 09時57分

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