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2015年12月15日 (火)

豊文堂とラルゴとフリーペーパーGili

Gili_3

 
釧路には豊文堂という古書店がある。
釧路駅裏に本店、北大通りに支店があり、さらに北大通り店には二階にラルゴという喫茶店もある。釧路市立博物館の学芸員はここの常連で、お店の正面には博物館のポスターも貼り出されている。古書店と博物館、何か通じるものを感じるのは私だけではないだろう。
カトリック釧路教会の神父さんがラルゴで写真展を開催中だというので、月曜日に昼食がてら観に行く。
 
 
Gili_1
と、ラルゴで配られているフリーペーパーGiliが目に留まる。
これが実に面白い。今回はうどんの特集。文から絵から1人で書いているそうだ。編集兼発行人の高橋さんがどのような方なのか、非常に気になるところ。
ちなみに誌名のGiliは「ジリ」で、釧路特有の、霧と霧雨が混じったような「海霧」のこと。
 
 
Gili_4
こういう小さな雑誌が好きで、あるとつい手に取ってしまうのだが、Giliはなかなか質が高いと思う。文章も絵の感じも温かい良い雰囲気だし、フリーペーパーらしい軽さもある。いわゆる広告ペーパーではなく、読ませる記事で埋まっているのも良い。
 
 
Gili_2
ラルゴにも豊文堂にも、こうしたフリーペーパーやコンサートやサークルの案内や、もちろん釧路市立博物館のお知らせなんてのも貼ってある。神父さんのように、ここで小さな写真展を開く方もいる。
お店の中全体に、地域の文化の香りが詰まっている感じ。古書店、喫茶店があると、町の文化とそれに関わる人が集まってくるものだ。この日も、妻の知人の研究者や音楽家が店に来ていた。やっぱり古書店のある町は良いなと思う。
 
 
Gili_5
今日は買わないぞと思いつつ、結局、古書も2冊買ってしまった。森まゆみさんの『路地の匂い 町の音』は、出版当初に目にしており、いつか買おうと思いつつ機会を逃していたものだった。富田仁さんの『西洋料理がやってきた』も、存在は知っていたのだが既に絶版で、これも入手の機会を逃していたもの。
古書店は、フラリと訪れる度に偶然の本との出会いがあり、それだけでも楽しいものだと思う。
 
 

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