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2015年7月16日 (木)

夜学講座で空襲を振り返る

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 昨日7月15日は浦幌町の厚内で空襲があった日で、戦後70周年の今年は厚内空襲からも70周年という事になる。その節目の日となる昨日の夜、博物館で夜学講座「博物館の戦争資料」を開催した。
 
 タイトルから博物館所蔵の戦争資料の紹介をイメージされる方が多かったと思うが、それ自体は今月下旬から始まる「戦争の記憶」展でご紹介する予定。一方、今回の講座は、博物館は戦争資料をどう活かすべきか?という事をテーマとした。
 
 空襲や戦争で亡くなられた方に思いを馳せ1分間の黙祷を行った後、上のような国土地理院の地形図画像を何枚も用いて紙芝居的にめくり、時系列で厚内空襲の様子を振り返った。厚内空襲は15日の早朝、厚内駅に停車中の列車を攻撃対象として行われたもので、旧国鉄の資料などを用いて該当列車の到着から被害状況までをプロット。また、機関車攻撃からの流れ弾による被害、亡くなられた方の状況、編隊はどこからどこを通ってやってきて、やがてどこへ消えていったか?それらの時間などを、複数の証言資料から再現した。
 
 また、実際に厚内空襲に遭われた体験者の語り部を確保する事が、事実上今後は不可能な事を踏まえ、そうした時代にあって博物館はどのように戦争の記憶を伝えていくべきか?を参加者の方々と意見交換した。ここでは参加者の方々から貴重な助言をいくつも頂く事ができた。
 
 参加人数は少なかったが、この日にこうした夜学講座を開催できた意義はあったかなと考えている。
 
 

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