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2015年6月13日 (土)

プチミュージアム「ノートコレクション」

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 浦幌町立博物館で、今月のプチミュージアム「ノートコレクション」が始まった。

 当館では、さまざまな方々の個人コレクションを展示室内で小さく紹介するコーナー「プチミュージアム」に取り組んでいる。今回は、町の図書館で働く杉山さんのコレクション。内容はなんと「ノート」。このコレクションを持ち込まれたとき、正直「うーん、やられたな」と思った。

 杉山さんは小学生の頃からノートに興味を持ち、以来コツコツと文房具屋を巡っては、ノートを収集してきた。コレクション用と実用の2冊を買う事もしばしば。今ではノートの「目利き」になり、店頭で「あ、これは珍しいノートだ」と勘が働くらしい。

 個人コレクションにもさまざまなものがあり、前回はやはり町内の福澤さんが20代の頃から収集してきたウィスキーのミニチュアボトルのコレクションだった。帯広にいたとき、鉛筆のコレクターが訪ねてきて、帯広百年記念館所蔵の鉛筆を調べて行った事もある。

 歴史的にも人類は文化の発達に伴ってさまざまなモノを集める習癖があった事は明らか。人によって興味も千差万別で、毎回毎回、人々の興味の多様性、多方面性に新たな感動を覚える。文化の多様性、さらには文化・文明の発達度合いに比例して、人はいろいろなモノを集めるようになったと言える。あとは集めたモノを大切にする文化が発達する事を願うばかりだが、これは果たして日本ではどうか。

 博物館自体がモノを集めるところだが、こうして個人コレクションへ目を向けると、同じ収集でも視点が異なると全く別の興味が沸いてくる、モノを集める事って楽しいな、という喜びを肌で感じる事ができる。学芸員として、いろいろと考えさせられるのがプチミュージアムなのである。

 さて、杉山さんのノートコレクション。ガラスケース2つ分の小さな小さな展示だが、コツコツ集めたノートのいろいろ。ぜひお立ち寄りの上、自分の記憶にあるノートを探してみて下さい。

 会期は7月5日(日)まで。入館無料。月曜日は休館で10:00から17:00まで(当館、なぜか9:00開館ではありませんので御注意を!)。

浦幌町立博物館へのアクセスはこちらを。

浦幌町立博物館のサイトはこちら。 浦幌町立博物館

 

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