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2015年5月

2015年5月27日 (水)

「なつかしの昭和生活展」開催中

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 浦幌町立博物館では、ただいま「なつかしの昭和生活展:火鉢からマッキントッシュまで」を開催中。今週29日金曜日まで。なぜ金曜日までかと言うと、私が日月と出張でおらず、火曜日には別の団体が展示を設営するので、土曜日にしか撤収作業ができないという、超学芸員都合的な事情によるものです。誠に申し訳ないです。
 
 
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 これは最近寄贈していただいたもの。よく見る釜(羽釜)ですが、この資料のポイントは上の釜ではなく下の箱。
 
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 このように、火から降ろした釜を置いておくための道具で「尻据え(しずえ)」と呼ばれています。今回、展示するまで私も名前を知りませんでした。
 
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 「なつかしの昭和展」的なものになると、どうしてもすごく古いものに目が行きがちですが、平成も27年たち、昭和末期の品々もれっきとした歴史資料となりつつあります。そこで今回は身近な家電など昭和末期の生活用具をあえて重視し、いろいろと集めてみました。
 これはアイロン3世代。手前が炭火アイロン。パカッと蓋が開いて、中に炭火を入れて使います。左が電気アイロン。電気アイロンって、あの有名なトーマス・エジソンが発明したって知ってました?エジソンは電気の普及のため、照明以外の活用法をいろいろ検討する中で、アイロンを開発したそうです。
 そして左のコードレスアイロン。これ、実は昭和63(1988)年に初登場しました。ギリギリ昭和世代の家電製品です。
 
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 この奥行きのあるテレビ。ブラウン管テレビは、つい最近まで見られました。薄型テレビの普及と地デジ化で、いつの間にか日本からは姿を消してしまいましたが、その後もフィリピンで製造が続けられていたそうです。
 しかしフィリピンでのブラウン管テレビ製造も今年中には終了するとのこと。いよいよ世界的にブラウン管テレビの時代が幕を閉じようとしています。節目の年に展示できて幸せです。
 
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 オープンリールのテープレコーダ。これはドイツが先進国で、戦時中、ヒットラーの演説はテープに録音して配信したそうです。いわく、雑音が少なく、録音なのか生放送なのか聴いていてもよくわからなかったので、ヒットラーの居場所を隠す目的があったと言われています。
 その後、カセットテープの登場でテープ本体を触らずに取り扱えるようになり、機種も小型化。ウォークマンやラジカセの登場へと繋がっていきます。
 
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 タイプライターというと欧文タイプが目に浮かびますが、これは和文タイプライター。欧文タイプライターとはずいぶん形が異なり、サイズも巨大です。それもそのはず、日本語は活字の種類が多く、タイプライターも使用する活字に合わせてサイズはもちろんパーツも増え、専門のタイピストで無ければとても使いこなせない代物でした。
 役場や会社などでは専用の部屋に専用の係員を置いて用いていました。個人所有ではなかったんですね。この和文タイプライターも浦幌町役場で用いられていたもの。今も動きますが、私は動かせません。
 
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 ワードプロセッサ、いわゆるワープロです。和文タイプと違い、こちらは個人所有できるサイズで使い方も簡単と、あっという間に普及しました。私も初めて触ったのは中学生で、高校生の時には自分用のワープロ、東芝のRUPOを買いました。
 しかし、すぐにパソコンが追いついてきました。WINDOWS95が登場する事になるとワープロからパソコンへ乗り換える人が相次ぎ、やがて製造中止になります。ワープロ時代は短かったんですね。
 
Macse30
 
 今回の展示で「かわいい!」「いちばんMacらしい形」などと一番人気なのが、このMacintosh SE/30。パソコンです。登場は平成元年なのですが、まあ昭和64年と同じ年(1989年)という事で、ギリギリ昭和の道具として展示しました。ひとつ前のSEは昭和世代ですし。
 Macintoshの登場・普及は、パソコンの一般化に大きく貢献しました。私が最初に買ったMacはLC630でしたからずっと後の製品。でも七色リンゴマークのMacを見ると、やはり当時がいちばんMacっぽかったなという印象を持ちます。
 
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 会場では、展示されている道具に関する思い出などを自由に書いて貼って貰うコーナーを設けています。ひとこと書いて貼って貰います。少しずつメモも増えてきました。お立ち寄りの際には、「あの頃はこうだった」などと思い出をぜひ書いていってやって下さい。
 
 御来場をお待ちしています。
 
 

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2015年5月11日 (月)

夜学講座「学芸員のしごとってなに?」のお知らせ

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 これから開催する博物館講座のお知らせ(宣伝)です。
 
 5月20日(水)、浦幌町立博物館へ来て初めての自分の博物館講座を開催する事にした。中央公民館と共催の「うらほろスタイル・ゼミナール」で、演題は「学芸員のしごとってなに?」。自己紹介を兼ねた講座として、まずは学芸員って毎日どんな仕事をしているのか?なんの為に必要なのか?をお話する。
 
 と言っても、まだ浦幌へ来てからは専門職らしい仕事をほとんど何もしていないので、内容的には北海道大学総合博物館、小樽市総合博物館、帯広百年記念館時代に経験してきた仕事の紹介が前半の中心。後半は、自分だけでなく一般に学芸員とはどんな仕事なのか?を全国の動向などを踏まえて紹介する予定。写真は帯広百年記念館で昨年8月に担当した博物館講座「東十勝の鉄道史と鉄道遺産」の様子。
 
 私が学芸員を志すきっかけのひとつが、自分が高卒で就職した時に受講した博物館の夜学講座であった。労働者や主婦など、日中は仕事をしながらでも興味のある事について学べる、そんな機会を作っている博物館に感銘を受けたものだ。
 
 なので、自分の最初の講座も夜学講座にした。お仕事が終わってから、三々五々お集まり頂ければ幸いです。
 
 5月20日(水)の18時30分から20時を予定。場所は浦幌町中央公民館の2階。公民館は博物館のすぐ近くにある。参加申し込み不要なので、お気軽に。
 
 
 

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2015年5月10日 (日)

探鳥会に山菜料理教室

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 私が鳥の観察会を企画するなど、大学時代の先輩には怒られるかも知れないが、実際、私は企画をしただけで講師は町の詳しい方に依頼という観察会を9日に浦幌町の森林公園で開催した。「あの声は・・・」など、未だに教わる事ばかり多くて情けない。でも、オオルリがとても近くで見られて良かった。これだけ何回も、しかも間近で、しかもオスとメスが並んでいる姿などが見られたのは初めてだと言う事で、良かった。
 
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 この日、午後は兼任である中央公民館の講座で山菜料理教室もあった。これも私自身は料理など大して出来ないので、やはり町の方を講師に招く。自身はお手伝いで右往左往するばかりである。
 山菜には実は大して興味が無かったのだが、こんなに山菜を食べたのは初めてで、参加してみれば確かに面白いものだなと思う。
 
 

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2015年5月 4日 (月)

帯広川のエゾヒメアマナ

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 5月3−4日がお休みだったので、憲法記念日の集会などが気になりつつも、帯広の住居を引き払う為に大掃除。妻にも応援を頼み、埃まみれとなりつつ、休憩がてら帯広神社裏手の帯広川河畔にエゾヒメアマナの様子を見に行く。
 今年は早いと聞いていたが確かにエゾヒメアマナは終盤に。今年も全く調査できずに終わりそうで辛い。
 ヒメニラも開花していた。
 

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2015年5月 2日 (土)

春が早い

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 既にサクラが満開。浦幌に限らず、今年の道内は春がものすごく早く進んでいる感じがする。上厚内の山中で、枯れ草の間からヒメイチゲが懸命に立ち上がっていた。
 
 
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 こちらもササの間からピンク色の花を伸ばすエゾオオサクラソウ。4月の下旬に既に場所によっては咲いており、この勢いで進んだらフェノロジーはだいぶ昨年とずれるだろうなと感じる。まだあまりフィールドに出られておらず、焦りばかり。
 
 
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 森永道路踏切という名の踏切がある。森永乳業と浦幌乳業の関係がよくわからないでいたが、最近、町の方に経緯を聞いて納得。釧路からの1番列車が通過するところ。
 
 

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