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2014年9月 4日 (木)

旭川へ集中講義の指導に行く

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 タデ科の植物観察講座(パラタクソノミスト養成講座)が終了した日の夜、上りの富良野線直通快速「狩勝」に飛び乗り、旭川市へ行く。毎年恒例の「博物館情報メディア論」集中講義のため、北海道教育大学旭川校や行くためだ。教育大は小さいながらも新しいきれいな校舎だった。
 
 
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 博物館情報メディア論を初めて受け持った3年前は、内容もまだ手探りの状態だった。しかし、3年目となる今年は教えるべき内容も固まり、むしろ盛りだくさんとなった。少し整理が必要な段階だなと痛感した。
 
 写真は初年度より講義に採り入れている図書館の文献ガイダンス。今年は初めて書庫の見学をした。
 
 博物館における図書室の運営も、これからの学芸員にはセンスが求められる。情報センターとしての博物館を学ぶ上で重要な知識だと考え、北海道教育大学附属図書館旭川館の涌井司書さんの御協力を得て、毎年実施している。
 
 
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 2年目からは地元の博物館に出かけ、実際にメディアがどのように活用されているかを見学する。学芸員の方に解説もお願いしている。今年は三浦綾子記念文学館を見学した。
 
 
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 今年は三浦綾子デビュー作となる「氷点」が発表されて50年の節目の年で、文学館ではさまざまな企画を開催している。企画展では「銃口」を事例に「原罪」をテーマとした展示を開催中。キリスト教文学の神髄と言えるテーマで、講義とは関係なく個人的にもひきこまれる内容であった。
 
 
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 学生達に文学館開設の経緯や収蔵資料の内訳などを解説する、同館の小泉学芸員。この文学館は旭川市立ではなく、市民や支援者の寄附で設立され、今もそうした志を財源に運営されている。そうした館の独自性や三浦綾子その人の人となりについて、熱を帯びた解説がされる。終了後自由見学としたが、大半の学生が閉館近くまで残り、展示を見たり作品を読んだりして帰って行ったのが印象的だった。文学の力と、その力を伝える文学館の役割は大きいと、あらためて感じた。
 
 

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