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2014年8月 1日 (金)

今日読んだ論文

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 今日読んだ論文。
 
 わずか9年間しか存在しなかった山梨県の「祝村葡萄酒会社」。その存在は、日本に葡萄酒製造業という近代産業が勃興・確立していく嚆矢として無視できないだけでなく、その歴史を注意深く見つめると「産業によって地域が形成されていく」過程が鮮やかに読み解ける。
 
〔葡萄栽培の為の〕開墾地ニ栽ルニモ葡萄ノ収利ヲ見ル迄ハ、其地相応ノ下タ作ヲ為スヲ善トス・・・のくだりは、その冷静な判断力と指導力に深い感銘を受けるし、会社解散後も関係者が継続して同地で新たな葡萄酒会社の担い手になり、やがて日本有数の葡萄酒生産地へ発展していくという結末には、感動すら覚えた。
  
 
湯澤規子 2013.山梨県八代郡祝村における葡萄酒会社の設立と展開 :明治前期の産業と担い手に関する一考察.『歴史地理学』55-3:pp.1-22.
 
 

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