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2014年8月26日 (火)

新得町でソバの花を観察

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 新得町はソバの花が終盤を迎えている。郷土学習バス見学会の下見と、今週末の「植物の名前しらべ:タデ編」用の写真を撮りに、新得町内を回る。
 
 
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 ソバは自家不和合性である。なおかつ、自身の花粉で受粉しないよう、「異型花柱性という仕組みを用いている。雌しべ(花柱)が雄しべ(花糸)よりも短い「短柱花」と、雌しべが雄しべよりも長い「長柱花」があり、同じ個体に両方の花が同居する事は無い。
 
 これは雌しべ(花柱)が雄しべよりも短い「短柱花」。短くて雌しべがよく見えず、赤い葯を持つ雄しべがたくさん立っているのが見える。
 
 
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 こちらが長柱花。雌しべが飛び出しており、赤い葯を持つ雄しべが短く周囲を取り囲んでいるのが見える。
 
 この他、雄しべも雌しべも同じ長さの同柱花というものも時々あるのだが、ここでは探しても見つからなかった。幌加内で働いている時はよく見かけた。
 
 
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 新得町「そばの館」では、受粉用にみつばちを飼育しているそうで、ハチ箱が並んでいた。ソバは典型的な虫媒花で、ハチやアブがよく訪れる。ただ、ミツには独特の香りと色が付く。ここでは採蜜よりもあくまで受粉昆虫として飼育しているようだ。
 
 
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 ズラリと並ぶハチ箱。ミツバチがブンブンと羽音を立てて飛び回っており、じっと見ていたら1匹が頭の周りから離れなくなって困った。
 
 

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