« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »

2014年5月

2014年5月30日 (金)

ウチの標本棚

Photo

 
 帯広百年記念館の標本棚。「棚」と言っているが、予算と場所の都合で、ニトリの衣装ケースを用いている。とりあえず種子植物は全てAPGの分類体系で収納した。各引き出しの中には、ジーナスカバーで属ごと(点数の多い種類は種ごと)に収納してあり、必要な標本を探しだし易いようにしてある・・・が、実はいまの時点ではAPGの新しい分類体系がまだ私の頭に入っておらず、まずは目的の植物が今どの科に分類されているかを調べてからでは無いと探せない・・・。
 
 でも、あえて今この新体系にしたのは、今後の事を考えたから。今後、出版される植物図鑑は、みな新しい分類体系になるはずで、後継の若き植物担当学芸員が配置された時、絶対にこの方が便利なはずだからである。いや、むしろ植物が専門以外の学芸員しかいなくなったとき、その時代に刊行されている植物図鑑の分類でないと探し出せない危険があるから、と言った方が良い。
 
 収蔵庫への標本の仕舞い方ひとつとっても、ひとつの歴史、博物館学だなと実感。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月26日 (月)

博物館資料論で図書さがし

Photo

 
 今日は短大で博物館資料論の非常勤講師の日。今日は博物館資料の分類、特に分類体系について解説する。大阪市立博物館や交通博物館の分類システムを紹介したり、植物など自然史分野における分類体系を紹介すると共に、図書の分類システムについても概説した。
 
 講義の最後は短大の図書館へお邪魔し、NDC分類体系を紹介すると共に「図書さがし」。写真のように書名と著者名だけを書いた紙片を人数分つくり、これを渡して、各自でNDCの分類番号を調べ、それをもとに書棚へ行って本を探してくること。正解だった人から今日は解散、というもの。パソコンでOPACを検索し、どれがNDCを示す番号かを判断して、あとは目的の本の排架された書棚を探し、背ラベルを読み取って持ってくる・・・。
 
 日頃から図書館に慣れ親しんでいる学生はやはり早い。一方で、初めての学生は、OPACのどれがNDCの分類番号かわからず戸惑っている。棚の探し方も覚束ない学生もいる・・・と、けっこう人によるバラツキが出たが、最終的に全員正解の本を見つけてきた。
 
 この体験を通じて、図書の分類システムはもとより、誰もが必要な資料を必要な時に探し出す事ができるために、博物館でも資料分類と資料整理が重要だという事を少しでもわかってもらえると良いのだが・・・どうだったかな?
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月19日 (月)

ツルデンダ?

Photo

 
 本日の採集品。
 ツルデンダ・・・か?
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月16日 (金)

帯広の花クロユリ

Photo

 
 町歩き行事の下見で、水光園から発祥の地公園あたりを歩いた。発祥の地公園付近ではクロユリが蕾を付けていた。
 クロユリは「帯広市の花」に指定されているが、もともと河畔草原に多数見られた事が記録にも残されている。クロユリなどのバイモ属は、河川の氾濫などによって地下の鱗茎がバラバラに散り、その結果大群落になるという性質を有している事から、かつて河原に草原が広がっていた頃は見事な群落が見られたのだろう。
 いまは河道が固定され、氾濫も起きないので、昔のような大群落を見る事は無い。このクロユリも恐らく人為的に守られているもの。かつてこの付近に大群落が広がっていた事を紹介していきたい。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月15日 (木)

大山緑地で授業

Photo

 
 帯広百年記念館にもほど近い大山緑地・若葉の森。ヤチボウズもある湿地と、湧水の出る段丘斜面の森林からなり、いまはオオバナノエンレイソウが満開だ。
 
 
Photo_2
 
 エンコウソウの黄色い花も全開。
 
 
Photo_3
 
 ルイヨウボタンも咲き始めて、早くも初夏へ移ってきている。
 
 
Photo_4
 
 今日は南町中学校の遠足があり、この森へもやってきて、彼らに4人の講師が手分けして自然解説をした。動物担当の堤さんは、水生生物を見せるための携帯顕微鏡ファーブルを持参。前は机を持って来ていたそうだが、実は三脚に設置できる事を知り、最近はこれの方が便利だと言う。確かに便利そうで、今度真似してみよう。
 
 
2
 
 今がこの緑地のいちばんきれいな季節で、沢沿いにはオオバナノエンレイソウの他、ニリンソウやコンロンソウ、ネコノメソウやレンプクソウ、各種スゲ類が咲いている姿を見る事ができる。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月14日 (水)

いまさらながら

Ndc

 
 『日本十進分類法新訂9版』『図書館資料の目録と分類』を館で買ってもらった。いまさらながらだが、博物館の図書室にも常備しておいて良い本だろう。私自身、基本的なところで理解不足の点もあり、あらためて勉強しなおし。自身のためにも、後に続く者の為にも良い教材になる。
 
 図書の分類体系は、分野毎に異なる資料分類の体系と向き合っている学芸員にとっても、知っておいて損の無いものだと思う。学芸職員部会の研修会などで、一度、司書さんを講師に招いてNDCの講習会などをしても良いのではないかと思う。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 4日 (日)

ブックトラックがやって来た!

7894512_3l1

 

 当館の文献室の整理を鋭意進行中。とんでもなくバラバラになっていた逐次刊行物と単行本の登録・排架をなんとか整理し直し、必要な本が必要な時にきちんと見つかるようにする事が今年度の大目的だ。まずは逐次刊行物書架の再配置と登録番号の確認、差し替えなどを進めている。5日間くらいかけて、ようやく一段落してきた。

 

 今日は悲願であったブックトラックがようやく到着。国から得た資料整理用の助成金で、安いものを選んで購入した。さっそく整理作業に使用開始。とても便利で感激。だが、早くもこのブックトラックの弱点も発見。ま、本来ならばもっと高いものを安く買ったのだから、どこかに欠点はあるのだろうとは思っていたのだが・・・。たぶんプロの司書さんだったら、購入前に気をつける点なんだろうなあと痛感。まあ、そこを補っても余りある利便性があるので良しとしよう!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 3日 (土)

憲法記念日おめでとう

Photo_2

 
 日本国憲法おめでとうございます。今日は憲法記念日。
あらためて読みたい『あたらしい憲法のはなし』。小学校の時に初めて学校で習い、読み、その格調高い文章とユニークな挿絵に感銘を受けたのを今でも覚えている。日本平和委員会などで、いまも復刻版を購入する事ができる。いまこそ読み返し、そして実践したい憲法の精神。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 2日 (金)

スミレ続々

Photo

 
 緑ヶ丘公園では、アオイスミレ、エゾアオイスミレに続き、ミヤマスミレも満開に。さらにオオタチツボスミレの大軍勢が追い上げをかけてきている。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年5月 1日 (木)

メーデーの未来は?

Photo

 
 今年は自治労(連合)のしがらみがとれたので、全労連のメーデーに個人で参加してみた。連合系よりもさらに小さな集会。背後を連合系メーデーのデモが通過して行く。こんな小さな集会すら統一で開催できないところに、今のメーデーの抱える問題点が凝縮されているような気がする。合同で闘っても厳しい時代に、もはや分裂開催の意義はあるのだろうか?
 
 メーデー自体にもはや意義が無いかと言えば、絶対に意義はあると信じる。だが、今のように毎年ただ惰性で開催されているようなメーデーであれば意味は無いばかりか、あと数年で消滅するのではないかと思う。労働運動の世代交代や新たな方法論が必要。都心部では改革が進んでいるようだが、帯広のような地方都市ではまだその波は見えない。私自身に何ができるだろうか?と毎年自問するが、まだ答えは無い。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年4月 | トップページ | 2014年6月 »