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2013年11月 6日 (水)

池田町で移動展「十勝の鉄道史写真展」開催

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 毎年秋から冬にかけ、帯広百年記念館運営連絡協議会主催の移動展が開催される。これは、十勝の広域施設として、帯広百年記念館の所蔵資料を十勝各町村に巡回展示するものである。昨年度と今年度は私が担当させてもらっている。今年の移動展第一回目が、今日から池田町田園ホールで開催される。昨日、設営に行ってきた。
 
 昨年度は「博物館はなぜ標本を集めるのか?」をテーマに、植物標本の展示を開催した。今年度は「十勝の鉄道史写真展」である。そう、どちらも一度、帯広百年記念館で開催した事のあるテーマだ。だが、それをそのまま回しているかというとそうでも無い。
 
 
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 移動展の開催の仕方は様々だと思うが、私としては当館の資料を巡業するだけでなく、できるだけ開催地に埋もれている資料を発掘し、それらにも光をあてていきたいという思いがある。できれば、町村からも資料をお借りし、その資料も一緒に他町村に巡回していきたい。
 
 そのため、展示の前に町村へ資料調査に行き、展示できそうな資料を探す。帯広で開催した時よりも、さまざまな資料が加わる事になる。そして後日、それらの資料について詳しく調べ、判明した事を目録やレポートにして、紀要や学会誌へ掲載する。そうする事で、新たに資料が集まってくるきっかけや、地域の方に「資料を残す」事の意義を訴えると共に、それらの資料の学術的な活用へも弾みがつければと考えている。
 
 
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 という訳で、今回は池田町教育委員会が所蔵する鉄道資料をいくらかお借りし、展示する事となった。これらは様舞の収蔵庫や、現在新たに池田町が整備している高島の新収蔵庫で整理中のもので、教育委員会の方にお願いして調べさせて貰い、運んできたもの。
 
 残念ながら展示設備の問題や資料調査の時間の関係で、ほんの一部、大型のものしか今回は展示できなかったが、池田町には一級の鉄道資料が多数収蔵されている事がわかった。池田町は先述のとおり新収蔵庫への資料移転作業の真っ最中で、あまり今ひっかき回す事ができないという事情もある(いいですよ、と言ってもらえたのだが、作業上、いま動かすと面倒な事になるだろうなと理解できたのでやめておく)。昨年の浦幌町、本別町同様、今後は池田町にも足繁く通い、資料調査を進めさせてもらえばと思っている。
 
 

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