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2013年11月 2日 (土)

夕張で鹿ノ谷ゼミナール

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 酪農学園大学時代の後輩から、夕張市鹿ノ谷で「鹿ノ谷ゼミナール」という勉強会を始めたので一度来ないかと誘われていた。本当は第一回から行きたかったのだが都合がつかず、4回目のゼミナールにして初めて出席する事ができた。
 
 
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 このゼミナールは、夕張市民や夕張に関心を寄せる人達が中心になって、地域のことをいろいろな角度から見つめ直してみようという有志の勉強会である。月に1回、講師役の人を呼んで、市民相手に話をする。一種の地域学の試みなのだが、研究者に限らず多分野の人達が交代で話題提供をし、小規模でも継続的な学びの場、地域について考える場を持つというのは理想だなと思い、ずっと覗いてみたいと思っていた。
 
 
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 会場は日本基督教会の夕張教会。そもそもこの建物時代が文化財級なのだが、小さな礼拝堂が勉強会の会場というのも面白い。勉強会とは別に、一度礼拝へ出席させてもらいたいくらいなのだが、なかなか行けない。牧師さんは渡辺さんと言って、お話をしながら、この勉強会についても、また地域の信仰の拠点を守るという面からも、穏やかな中に力強さを感じる牧師さんだなと思った。夕張には既に教団の教会も無く、カトリックがひとつあるが巡回になっていて、拠点教会となっているのはここだけだそうだ。キリスト者の数自体もかなり減ったらしい。
 
 
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 今日の話題は夕張鉄道の遺構で、話題提供者は岩見沢市の平間さん。夕鉄は酪農学園在学中、まだ野幌から南幌にかけて遺構がけっこう残っていて、ときどき自転車で走り回っては眺めていた。下の月に倒れかかった電信中が1本あって、夕鉄の社章が小さく張りつけてあるのを見つけ、剥がして持って行きたい衝動をなんとか我慢した事を思い出した。
 
 
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 夕張の地域資料の整理や鹿ノ谷ゼミナールをコーディネートする青木さんにもお会いする事ができた。やはり青木さんも、夕張市の博物館資料の行く末を気にしておられた。地方の地域博物館が、財政破綻後、その資料をどのように継承していくのかの、ひとつのケースとなるだけに、その今後が注目される。なにはともあれ、今後も機会をみて鹿ノ谷ゼミナールへ足を運びたい。
 
 

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