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2013年5月12日 (日)

帯広市3番目のエゾヒメアマナ

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 今日、帯広の森から、帯広市内3例目となるエゾヒメアマナの自生が確認された。エゾリスの会で請けているモニタリングサイト1000の植物調査の際、帰り道に調査地区の外で確認されたもの。さっそく採集して同定。館へ帰ってからキバナノアマナと比較する。
 左が本日採集したエゾヒメアマナ。右は同じく本日採集したキバナノアマナ。キバナノアマナは既に花季を終え、子房が膨らんで果実期へ入りつつある。
 
 
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 両種の根生葉の違い。まず太さが全然違う。そして色。右のキバナノアマナは青白っぽい緑色だが、左のエゾヒメアマナは明るい緑色。ただ、写真にするとわかりづらい・・・。
 
 
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 両種は地下の鱗茎を包む上衣の色が異なる事でも知られている。右のキバナノアマナの鱗茎上衣は明るい黄褐色。右のエゾヒメアマナは黒褐色である。
 
 
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 鱗茎拡大。上衣の色の違いがわかる。エゾヒメアマナには、これから分かれる娘鱗茎がたくさん形成されている。
 
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 最後に葉脈の溝。今回、採集したものは葉脈間に溝がほとんど無く、エゾヒメアマナGagea vaginata PascherというよりもヒメアマナGagea japonica Pascherに相当するタイプと言える。私はこの両種は同種だと思っているが、それは今後の研究結果次第である。
 
 とりあえず、帯広市3番目の自生地確認。みどりの課へも連絡して自生地として把握しておいてもらうと共に、今後の研究の為にもきちんと計測や生育環境の記録をとろう。 
 
 

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