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2012年11月18日 (日)

昭和の遊び道具たち展にて

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 ロビーで開催中の「昭和の遊び道具」展。ガラスケースの展示の他、畳を敷いてちゃぶ台を置き、実際に遊べるコーナーがある。いつもは子供達が遊んでいるが、この日は通りかかった婦人達が、なつかしいと談笑。これに若手の学芸員が次々と加わり、当時の遊び方や歌などを教わっている。

 難しい事を考える必要は無いのだけれど、まさに生活文化史の伝承が行われている。我々はモノを通じ生身のヒトから文化の一端を直接伝えられているのである。言い換えれば、展示を通じ、新たに地域から資料情報を蒐集している現場がこのコーナーになっている。モノが情報を呼び、資料情報が蓄積される事でさらにモノの保存価値が高まり、さらに新たな情報の蓄積へ・・・という理想的なサイクルが生まれつつある。

 また、婦人の一人が「忘れていたけれど、こうして触ると思い出すものですねえ」と、お手玉をしながら遊び歌をいくつか歌い出す。モノの持つ偉大な力を実感した瞬間である。

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