« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »

2012年11月

2012年11月30日 (金)

雪の新得へ下見に行く

Photo_2

 浦幌町での移動展は昨日で撤収。来週から新得町公民館へ移る。
雪の舞う中、今日は新得町公民館へ会場の下見へ出かけた。
2
 公民館では押し花サークル展を開催中だった。
来週は私どもの腊葉標本展。偶然にも、「押し花」が連続する新得町。ただし、来週に展示する「押し花」に華やかさはありません。その違いをトクと御覧下さい。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月18日 (日)

昭和の遊び道具たち展にて

Photo_2

 ロビーで開催中の「昭和の遊び道具」展。ガラスケースの展示の他、畳を敷いてちゃぶ台を置き、実際に遊べるコーナーがある。いつもは子供達が遊んでいるが、この日は通りかかった婦人達が、なつかしいと談笑。これに若手の学芸員が次々と加わり、当時の遊び方や歌などを教わっている。

 難しい事を考える必要は無いのだけれど、まさに生活文化史の伝承が行われている。我々はモノを通じ生身のヒトから文化の一端を直接伝えられているのである。言い換えれば、展示を通じ、新たに地域から資料情報を蒐集している現場がこのコーナーになっている。モノが情報を呼び、資料情報が蓄積される事でさらにモノの保存価値が高まり、さらに新たな情報の蓄積へ・・・という理想的なサイクルが生まれつつある。

 また、婦人の一人が「忘れていたけれど、こうして触ると思い出すものですねえ」と、お手玉をしながら遊び歌をいくつか歌い出す。モノの持つ偉大な力を実感した瞬間である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年11月12日 (月)

あっという間の10月

1

 10月はあっという間に終わった。大別して植物系と鉄道系のふたつの行事が少しずつかぶりながら続く月間だった。
2
 まずは「十勝の鉄道史写真展」。春から公募していた写真を中心に、十勝鉄道や物流博物館、小さな鉄道博物館などからも資料をお借りしてロビー展を開催。
Photo_2
 続けて、清水町図書館で移動展「博物館はなぜ標本を集めるのか?」を開催。まだ本別町でも同展の開催期間中だったが、日程の都合で両町で期間がかぶった。同じパネルを2枚つくり、展示標本だけ、清水町周辺にちなんだものを選定。採集用具などと合わせて展示した。ここでも司書の方々に大変お世話になった。
Photo_4
 10月7日には、郷土バス見学会「鉄道で過ごす一日」を開催。帯広市周辺の廃線跡など鉄道史跡と、帯広貨物駅、帯広競馬場などを見学した。写真は貨物駅で後藤駅長の案内で構内見学をしているところ。
1_3
 このバス見学会では、初の試みとして鉄道を利用。利別から帯広まで普通列車に乗車した。たった1両編成の列車に、利別から20名も乗車したから、一般のお客さんはびっくりだったようだ。折しも池田ワイン祭りの日だったから、いつもより乗客も多めだったから、ちょっと申し訳なかったな。
 だが、見学会に鉄道利用を組み込む試みは、今後も試してみたい。
Photo_5
 14日は、日本の鉄道開業140年目を迎えた「鉄道の日」。この日にあわせた博物館講座「博物館でなぜ鉄道なのか?鉄道資料の収集と保存」を開催した。おかげさまで多くの方々にお集まりいただき、博物館が鉄道について取り組むべき課題などについて、2時間ほどの講義をした。
Photo_7
 行事と並行して進めていたのが展示解説書の改訂作業。私は農業のコーナーに関する原稿を担当していて、その写真あつめなどにも奔走した。既存の写真の他、時間をつくって十勝圏での農作業の様子などの写真を撮影してまわる。写真は音更町内でのニオ積みの様子。
Photo_9
 11月1日からは帯広市図書館2階を会場にして「『十勝の森林鉄道』ができるまで展」を開催。10月後半はその準備で、『十勝の森林鉄道』著者の小林實氏を取材したり、資料を借用したりしていた。同展は1月30日までの長丁場で、途中で資料保護の為に少し展示を入れ替える予定。
Photo_11
 同じく11月は6日からは浦幌町立博物館にて移動展「博物館はなぜ標本を集めるのか?」を開催。展示準備のための事前調査も含め、浦幌通いが続いた。一方の本別町、清水町は展示期間が終わり、撤収作業。この繰り返しが2月まで続く。
Photo_13
 移動展は百年記念館の事業を十勝圏全体に知って頂く良い機会だが、やってみて思うのは、町村の資料をよく知る機会だとも言えること。写真は浦幌町立博物館に収蔵されていた1929年採集の教材標本。上浦幌小学校で活用されていたもので、いまは博物館の収蔵庫に眠っている。これらを広く紹介し、活用を促していきたい。
 10月から11月にかけては、このほかにも関連講座や原稿執筆、労働組合の仕事などめまぐるしく、あっという間であった。この勢いで12月まで行ってしまいそう。気が付けば今年も2か月を切っており、焦りを感じつつ積み残し仕事の処理を急ぐ。
 
 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年10月 | トップページ | 2012年12月 »