郷土バス見学会の下見
これは根室本線稲士別駅付近にある擁壁。幕別丘陵の東端部を通過する根室本線には、線路沿いにコンクリート擁壁が続くのだが、稲士別駅付近にのみ古い石垣積み擁壁が残っているのである。
昨年に見つけたときから、この擁壁の存在は気になっていた。築造年代を知りたい。かなり古いものだと思うのだが。どこへ問い合わせるべきか?保線区か?釧路支社の施設部だろうか?
変わってこちらは利別駅構内の跨線橋から幕別方向。左が根室本線だが、右に大きくカーブして山の方へ向かう道路がある。
この道路、廃線跡である。かつて利別から延びていた線路の終点は四線川の山中で、軍の整備工場があったのだと言う。これはその引き込み線の跡なのだが、空襲を恐れ、戦争末期には池田機関区の機関車をこの引き込み線を通って整備工場内に避難させた事もあるのだと言う。
10月7日に実施する郷土バス見学会「鉄道で過ごす一日」の下見。その第2弾で、バスを止められる場所があるか?などを確認しに行ったのだが、意外に時間を喰ってしまった。これは少しはしょらないといけないかもしれない。
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