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2011年12月12日 (月)

帯広市産業開発公社専用線(十勝鉄道)を追いかける一日

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 今日も十勝は天気が良い。最近は展示準備やら原稿書きやらで忙しかったので、公休日の今日は少し気分転換をしたい。そこで、西帯広〜芽室方面へ、貨物列車の写真を撮りに行くことにした。

 まずは大成駅へ立ち寄り、その後、芽室との間にある陸橋へ。少々ダイヤが乱れているという情報を大成駅の放送から入手していたが、待つことしばし、予定よりも10分程度遅れて芽室駅方向から警笛が聞こえる。札幌貨物ターミナル発帯広貨物行の高速貨物2073列車。


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 続いて今日の一番の目的の帯広市産業開発公社専用線を運行する十勝鉄道の撮影。だが、この路線は引き込み線扱いではっきりとしたダイヤが無く、いつ列車が来るのかわからない。あらかじめ調べておいた情報で13時半頃に入換があるらしいと聞いていたので、とりあえず西帯広駅で張り込んでみる。その間にやってきた下り特急スーパーとかち3号。


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 続いて上り特急スーパーおおぞら8号。


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 さらに上り滝川行き普通列車2434D。高校生など数名が乗車し、一般客数名が下車。生活列車として地元の足にけっこう利用されている模様。


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 と、ちょうど2434Dが入線してくる頃、はるか芽室方向から、十勝鉄道のDE10が近づいてくるのが見えた。ただし西帯広までは来ず、途中で停車し、折り返して引き込み線へ入っていった。帯広産業開発公社専用線の第2工業団地線へ入った模様。実は大成駅へ行く前にここの引き込み線でタンク車(タキ43000)が荷役中であることを確認しており、それらを引き出しに行ったのだろう。さっそく移動。


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 第二工業団地線が専用線本線と合流する箇所には踏切がある。到着すると、ちょうど構内から短く汽笛が聞こえ、入換作業中の様子。ほどなくタキ43000を連ねた十勝鉄道のDE10が現れ、踏切手前でいったん停止した。

 貨物列車に見えるが、あくまで入換作業中なので「列車」の定義には当てはまらない。そのため、機関車下方にある赤い尾灯が片方だけ点灯している。これは「入換動力車標識」を表していて、いわゆる「列車」ではなく入換作業中であることを示す。


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 根室本線側には警報機があるが、第2工業団地線側には警報機も遮断機も無い。踏切手前に停まった入換列車の姿に、踏切にさしかかった自動車がギョッとした様子でいったん停止する。しかし、運転台から機関士が手を振って「行け!」と支持すると、ゆっくりと踏切を渡っていく。まさに自動車優先の踏切である。やがて列車後方から誘導係が歩いてきて、往来が無くなってから機関士に合図し、入換列車はゆっくりと踏切を通過する。


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 ゴットンゴットンと重たい響きを残して、第2工業団地線から専用線本線へ合流して行く。


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 組成は全部タキ43000。ただ、新旧とりまぜてあって面白い。先頭から4両は黒塗り。さらに前より2両と4両目の3両は初期型の43100番台で、昭和40年代の製造。前から3両目は243000番台のトップバッターのタキ243646で、ぐんと新しく平成元年の製造。4両とも同じような黒い貨車に見えるが、3両目だけ台車が灰色(他の3両は黒い)で、ほか細部に違いがある。また、5両目は緑色と灰色の塗り分けだが、世代的には3両目と同じ平成生まれの243000番台。その中でも比較的新しい塗色変更車だ。同じ形式の貨車で組成されているが、それぞれ微妙な違いがある。貨車の世界は本当に奥が深く興味が尽きないものである。


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 速度が遅いので車で追いかけ、再び西帯広駅へ。跨線橋から帯広貨物駅方面へ去っていくところを見送る。


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 帯広貨物駅へ着いた入換列車は、タキを置いた後、今度はコキを連れて、芽室市にある第2線へ向かう。ここには日本甜菜製糖芽室製糖所がある。再び引き返し、製糖所手前の踏切で待つ。ほどなくコキ50000を連れて、DE10が戻ってきた。こうして見ると複線に見えるが、手前は根室本線である。


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 お馴染みスズラン印の付いたタンクの前を通り、製糖所構内へ入っていく。


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 製糖所へ入るトラックなどがひっきりなしに通り、交通量の多い踏切を横断。さすがにここは警報機も遮断機もある。ゴトゴトと構内へ入ったDE10は、コキ50000を荷役線へ押し込むと、機関庫へ入ってしまった。機関車にタンクローリーが近づいてきたので、給油をするのかもしれない。

 このあと、付近で帯広貨物発札幌貨物ターミナル行き高速貨物2070列車を撮影。今日の貨物列車探訪は無事に終了した。JRの貨物列車は貨物時刻表があるが、専用線はダイヤがよくわからなかったので、今日の情報は重要。次回、この時刻に合わせて、別のポイントで撮影してみよう。

 
  

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