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2011年12月18日 (日)

神奈川県立公文書館「鉄道がかさねた日々」展

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 神奈川県立公文書館で、平成23年度第1回企画展「鉄道がかさねた日々」が開催されている。本当は今日で最終日のはずだったが、好評につき、年内いっぱい継続するとのこと。昨日は午前中に展示解説があり、参加してきた。


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 小さいながらも展示室があり、企画展が開催できるようになっている。公文書や写真などの関連史料を展示する文書館としては、横浜にも開港資料館があるが、こうして市民に公開することで、文書の収集・保存に対する意義を理解してもらい、関心を高めてもらう効果があるだろう。


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 神奈川県立公文書館所蔵の文書や写真の他、個人からの寄託資料や他機関からの借用資料などが展示され、神奈川県内の鉄道史を概観できるようになっている。いろいろと興味深い資料があり、また丁寧な展示解説があったので、1時間の解説もあっという間に過ぎた。駅長の日誌や、現在の京浜急行の前身である湘南電鉄と京浜電鉄が接続した日ノ出町付近の当時の地図など、興味が尽きない。


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 文書を丁寧に見ていく事で、これまでに気がつかなかった事が明らかになったり、不明だった部分が解明されたりする。行政文書を保存する事の重要性に気づく。このファイルのような文書は帯広市役所にもあるが、歴史資料として保存するという意識に欠けている事が多く、保存状態が悪い。展示を見ながら、帯広そして十勝の文書の行く末が気になって仕方がない。


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 綴じ込まれている図版を、痛めないように展示する為の工夫。ブックエンドを効果的に用いている。ちなみに図版は、かつて存在した箱根登山鉄道小田原市内線の「軌道線実測平面図」。軌道法により、道路に線路を敷く時には、道路関係部局の許可が必要になるが、その時の資料とのこと。


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 こちらも、資料を傷めないようにゲタを履かせている様子。細かい所に展示手法の工夫が施されているので、こうした所をよく見ておき、自分が事業をするときの参考にしたい。

 1973-93年まで神奈川県横浜市に暮らしていたが、県立公文書館へ来たのは初めてだった。企画展は会期が延長されているのでまだ見る事ができる。相鉄線二俣川駅からバス。がんセンター前のバス停を降りるとすぐ。

神奈川県立公文書館のサイト http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f1040/

 
 

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