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2011年6月 4日 (土)

自然史研究と文献資料

 酪農学園大学の博物館実習(学内実習)の指導で古巣の北海道大学総合博物館へ。この博物館の良いところは、標本庫に隣接した「標本演習室」に、各種の文献が揃っていることだ。

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 かの『神奈川県植物誌』をはじめ、各県の植物誌(フロラ)がズラリと並ぶ。標本庫を管理する高橋教授が文献収集に熱心なため、立派な蔵書が構築されている。学会誌などの専門雑誌とは別に、こうした地方限定出版の資料をきちんと揃えていくことも、博物館にとっては大切な二次資料収集であるが、昨今の博物館の財政事情では困難な部分もある。


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 こちらは地理に関する資料集。『地名レッドデータブック』はじめ、各種の地名資料や地図も所蔵されている。札幌農学校以来の古い標本が集積された標本庫では、採集地の判読や地点の特定に、地名や市町村合併などの歴史的な地理的情報が不可欠である。

 他にも地方自然史研究会の会報など、なかなか一般に目に書かれない資料もあり、あらためて貴重な資料が詰まった博物館だと思う。こうした点では今後も北大総合博物館にはお世話になることが多いだろう。帯広でも少しずつ文献の集積をはかりたいが、自費での収集には限界もある。何か助成金でもあてなければならないなあ。


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