2018年1月11日 (木)

汽車で往復しながら原稿を仕上げる

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 正月明けから冬休みこども博物館事業などが連続し、ようやく公休日。たまっている本を読んだり原稿を片付けたりするために、汽車で釧路を往復することにする。こういうとき、定期券や回数券は威力を発揮する。
 
 2521D釧路行き始発で浦幌から出発。車輌はキハ40 1742。浦幌で既に乗客1名あり。浦幌から私のみ乗車で乗客2名で発車。上厚内信号場は通過し、厚内で9分停車。共に上り特急4002Dを待つ上り普通2522Dは、首都圏色のキハ40 1758であった。厚内海岸から徐々に朝陽が高くなってくる。
 
 
 音別で8名乗車。さすが平日で、通勤通学列車の様相になった。凍て付く海岸線を行く。
 
 白糠で1人下車3人乗車。行き合いの音別行2570Dは、根室本線白糠口では数少ないキハ54による運行で、今日の車輌はキハ54 521。
 
 西庶路で4人乗車、庶路で2人乗車、大楽毛で6人下車3人乗車。大楽毛では同着の釧路〜大楽毛折り返し運転2572Dが2番線に同時着で、車輌はキハ40 1766。新大楽毛2人下車1人乗車、新富士1人下車2人乗車。ここで上り特急4004Dと行き合いで4分停車。高架橋から釧路西港に停泊する大型貨物船が何隻もみえた。定時釧路着。
 
 
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 駅構内のパン屋さんで朝食をとった後、カトリック釧路教会の御聖堂へ行く。1人でいると、やがて保育園へ行くのであろう、親子が入って来た。マリア像、フランシスコ像、正面十字架像へ順番にお祈りをしていく。「おはようございます」と挨拶を交わすと、男の子は大きな声で「アーメン!」と叫びながら出て行った。
 
 
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 10年くらい前に来て押したことがある気がするが、念のためにもう一度ということで、釧路駅前郵便局へ行き、100円を貯金する。
 
 
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 局名のゴム印を通帳へ押してもらう。局名の前に「霧の都」と書かれているのが面白い。
 
 
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 10時11分発の帯広行2524Dで折り返す。車両はキハ40 1766。左は雪まみれで網走から到着した釧網本線4725Dのキハ54 525。
 
 釧路を乗客9人で発車。新富士で1人乗車1人下車、新大楽毛2人下車、大楽毛3人下車、庶路1人乗車、西庶路1人乗車、白糠1人乗車3人下車、音別2人下車。
 
 尺別で私が降り、なお車内1名の乗客を残して発車して行った。
 
 
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 折り返しの時間まで50分程度あるので、海岸へ出てみる。波は高めだが晴れ渡っており、目を開けていると涙が出てくるような冷たい風だが、それも含めて心地よい。
 
 
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 なにか珍しいものは落ちていないかと、漂着物を物色。けっきょく、カキの貝殻とガラス瓶数種を拾った。右端が日本酒「日本盛」で、それ以外は海外もの。
 
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 左と真ん中にはハングル文字が、右端にはキリル文字が書かれている。船が落としたか国から流れてきたか。瓶にも浮き出し文字があるものもあって、持ち帰りたいが袋を忘れた。海岸沿いに隠して、後日広いに来ることにする。それまで残っていると良いが。
 
 12時07分発の2525Dで尺別から釧路へ戻り、花咲線5631Dに乗り継いで東釧路の自宅へ帰宅。2525Dはキハ40 1768と1722の2両編成で、車中は原稿完成に没頭したので乗降記録なし。帯広から釧路へ移動中の宣教師グループや旅行中のご夫婦、地元用務客数組という感じだった。 
 
2532d
 
 自宅で夕食後、妻に釧路駅まで送ってもらい、19時26分発の浦幌方面最終となる2532Dに乗って浦幌まで戻る。車輌はキハ40 1741。
 
 まだ冬休み中のせいか、いつも音別まで帰る高校生達の姿がない。新富士で2名、新大楽毛で2名、大楽毛で3名下車。大楽毛では3名の乗車もあった。
 
 ATSがキンコンキンコンと鳴動し、1946に東庶路信号場へ停車。行き合いの2529Dは先に着いていて、こちらもすぐに発車する。
 庶路2名下車、西庶路乗降なし、白糠2名下車1名乗車。高校生いないと思ったが、運動部のジャージ姿が白糠で降りて行った。古瀬は停まらず次は音別。
 
 音別で3名下車。これで乗客は私だけになった。
 尺別で上り2531Dと交換。あちらはキハ40 1752で、乗客は無さそうであった。
 直別、厚内と乗降なく、上厚内信号場は通過して常豊信号場へ停車。21時06分、下り特急4009Dが通過して発車。定時に浦幌へ帰着した。
 
 今日の汽車のなかで原稿1本書き上げ、校正1本終了、書類2種類作製、論文2本を読むことができた。本はあまり進まなかったが、それでも手をつけられた。鉄道での移動は、集中してモノを読んだり考えたりする場としても適するものである。
 
 

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2018年1月 4日 (木)

多様性における一致

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 今年から妻の職場と年末年始の休日期間がずれてしまった。妻は今日から仕事。私は年末30日まで働いた分、明日まで休日である。
 
 ここのところ聖日にミサへ行くことができなかったので、今日の昼下がり、カトリック釧路教会の御聖堂に行った。社会情勢の変化のためにかつてほどではないが、カトリック教会は日頃から御聖堂を開放しているところが多い。信徒が日常生活のなかで、各々立ち寄っては祈りを捧げていくからである。
 
 今日も私が立ち寄ったときには誰にもいなかったが、1人御聖堂で祈っているうちに足音が近づいて来て、近くの水産加工場で働くフィリピン人の母娘2人がやってきた。まだ幼い子供達がはしゃいでいる傍らで、2人の母親が席に着き、静かに祈りを捧げていた。軽く新年の挨拶を交わして、入れ違いに私が先に席を立つ。
 
 特段、行事の無いときでも、お寺や神社に立ち寄ってお参りをする習慣が日本にはある。カトリック教会の御聖堂も、生活の中で立ち寄って祈りを捧げる場になっているところは、これに近いのではないかと思う。あらたまってミサに来るだけが信仰ではなく、生活のなかに祈りがあるということが本当の信仰なのではないか。という、若干言い訳じみた自分のような者には、心の救いとなる時間であった。
 
 御聖堂の入口に「多様性における一致」のカードが置かれていたので、1枚もらって帰る。12月に東京大司教座についたタルチシオ菊地功神父を記念するカードであった。フィリピンから働きに来ている方と祈りの時間を共に過ごせた事も、多様性における一致のほんと小さな実践と言えるのではないか。これも言い訳じみているかもしれないが。
 
 

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2017年12月23日 (土)

展示ケースの掃除

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 毎年12月には、展示ケースの資料を取り出して、なかの清掃を行う。構造上、上面が空いていて、密閉されていないため、埃がたまるのである。
 
 このとき大きな力を発揮して下さる方々がいる。日頃より博物館の設備メンテナンスや清掃を担当してくれている委託業者の方々だ。
 
 
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 彼らは日頃からの熟練の技術によって、効率よく美しくテキパキと仕事を進めて下さる。
 
 博物館の日々の開館業務は、こうした人達によって支えられている。学芸員だけでは博物館が動かない事を最もよく表している人達だと思う。
 
 今年もたいへんお世話になりました。
 
 

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